芝も植物ですので、病気にかかる事があります。
日本の在来芝である高麗芝などは比較的病気に強い種類の芝ですが、夏の初めから秋ごろにかけてさび病が発生する事があります。
さび病は芝の葉の表面にさびのように斑点状に黄色い粉が出てくる病気です。
気候の変化で勝手に尚居る事もありますが、再発率が高い病気なのでその場合は薬剤散布が必要になります。
また、肥料が少ない場合も発生しやすいようで、芝への施肥も十分に行う必要があります。
その他にも春はげ症という症状が出る事があります。
これは春になって高麗芝に良く発生するもので、春になって新芽が出始める頃になっても芽が出ず、そのままそこだけはげたようになってしまう症状です。
これも再発率の高い症状で、薬剤散布が効果的な治療法です。
また西洋芝ではブラウンパッチと言う病気が発生しやすいです。
これは夏ごろに発生する病気で、円形に芝が枯れていき、放置しておくと段々その範囲が広がっていきます。
病気が発生する前に薬剤を散布しておくと被害が発生する事を防ぐ事ができます。
芝の病気は季節性の物が多いので、病気のシーズンを理解したうえで、病気が発生する前に対処する事が被害の拡大を防ぐ事になります。
また、そういった管理に関して芝張り業者に一任するという手もありますので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。