芝張りはどこでもできるという訳ではありません。植物ですので、ちゃんと芝張りのために土づくりをしておかないといけないのです。今回はどういった土が芝生に良いのかという点を見ていきたいと思います。まず、芝生にとって最適なのは砂の多い土です。農作物を考えるともう少し粘土質な土の方が良いのではと思われるかもしれませんが、芝生にとってはそういった環境は水がありすぎる状態ですのでむしろ障害となってしまいます。いらない水分が溜まった状態であると病気を引き起こしたり、根の生長を阻害してしまったりしますので水はけが良い砂の土を使いましょう。芝張りのための土づくりは、まずは耕すことから始めます。15センチほど耕し、表面を平らにさせるのです。そこに砂を5センチほど敷き、排水がしやすい下地を作り上げます。砂を敷きましたら、その上に芝張り用の土を敷いていきましょう。珍しい土ではなく、ホームセンターにありますので入手は難しくありません。敷きましたら、その上をしっかりと固めて土を締めてあげましょう。水を敷いてあげると締まりが良くなりますので、全体的に撒いてあげます。こうして芝張りに適した土が完成します。自分ではよく分からないという場合には業者にまかせ、芝張りに適した土づくりをやってもらいましょう。