コラム

人工芝は虫がわくって本当?防草シートや長持ちさせるコツについて

人工芝は虫がわくって本当?防草シートや長持ちさせるコツについて

「人工芝を敷きたい……」、お庭の見栄えをよくしてくれる人工芝。簡単に設置できる手軽さも魅力です。気になっている人も多いでしょう。しかし、「人工芝にも虫がわく」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実際に虫がわいた事例もあります。

せっかく敷いた人工芝に虫がわいてしまっては、気分も台無しですよね。そこで今回は、人工芝に虫がわきづらくなる方法を詳しくご紹介していきます。また、同様に虫がわくといわれる防草シートに関しても解説。適切に設置するための方法を隅々まで網羅しました。

これから「人工芝を敷こうかな……」と考えている人や、現在すでに人工芝に虫がわいて困っているという人は必見です。ぜひ最後までご覧いただき、美しい人工芝がある生活をお楽しみください。

防草シートや人工芝は虫がわきやすいって本当?

人工芝とは、ポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂を用いた芝生のことです。面倒なメンテナンスもほぼ要らないとても便利なアイテム。一軒家の庭のほか、マンションのベランダなどでも使用することができます。維持費もかからず経済的なことも特徴でしょう。

そんな人工芝ですが、基本的に虫がわくようなものではありません。人工芝に虫がわいてしまうのはその下。日陰の部分に湿気がたまり、虫が発生する原因になってしまいます。

ダンゴムシなどの虫を、プランターや落ち葉の下で見つけたことがあるという人は多いでしょう。人工芝に虫がわく原理はそれと同様。また、この状況は防草シートも同様です。

敷く場所によって変わる

人工芝に虫がわいてしまうのは、日陰にたまった湿気が原因です。その状況を回避するためには、人工芝を敷く場所を考えることがひとつの改善策となります。

ここでは虫の発生を効果的に防げる、人工芝のオススメの設置場所をご紹介していきます。

・水が流れるよう傾斜ができている場所

虫が発生するのは湿気がたまってしまうからです。人工芝を設置するときは、水はけのよい、傾斜がついた場所がオススメです。傾斜がない場所に人工芝を設置してしまうと、雨が降ったときの水が流れずその場にとどまってしまい。虫の発生につながってしまいます。

水はけのよい場所を作るときの対処策としては、表面排水や暗渠排水(あんきょはいすい)が一般的です。これらの方法については、次章で詳しく解説していきます。

・腐葉土ではない場所

虫は腐葉土にいる微生物などをエサに活動しています。必然的にエサの存在しない場所であれば虫は活動をおこなえないため、わくことはありません。たとえば、赤土や砂には虫が好むエサが存在しません。

腐葉土対策として、落ち葉や木の枝の除去が一般的とされています。腐葉土とは落ち葉や木の枝を虫が分解することによって生まれる土のことです。原因を取り上げてしまえば腐葉土になることはありません。

・虫がわいていない場所

すでに家に虫がわいている場所がある場合、人工芝を設置するのは避けましょう。その場所はすでに虫にとっては絶好の環境。人工芝を敷いても、その環境は変わらないはずです。

もし、どうしてもその場所に人工芝を設置したいという場合は。徹底的に虫の駆除をおこなってからにしてください。

人工芝や防草シートは「水はけ」が重要!

人工芝を設置するときは場所選びが非常に重要。しかし、それ以上に人工芝や下に敷く防水シートの「水はけのよさ」はとても大切です。人工芝や防草シートの水はけが悪い場合、水がたまりやすくなってしまい、虫はもちろんカビなどの発生にもつながってしまいます。

人工芝を選ぶときは、底面に穴が空いた排水機能付きのものを選びましょう。防草シートを選ぶ際は、水をとおす「透水性」のものを選べば問題ありません。排水性を考えたうえで、自分好みのデザインや素材のものを探すことで、虫の発生予防にもつながります。

水はけのよい土壌にするには

水はけのよい土壌にすることも、人工芝からの虫の発生を予防するための重要な要素のひとつです。手軽に試せる方法としては「表面排水」が一般的でしょう。地面に傾斜をつけて水の通り道を作り、水たまりの発生を予防します。最終的に道路の排水口につながるように工夫しましょう。

このほかにも「暗渠排水(あんきょはいすい)」といった方法もあります。水が流れるように傾斜をつけながら地面に溝を掘ります。溝の中に石や砂利を敷いたら、透水管と呼ばれる水を流すための管を設置しましょう。暗渠排水は表面排水と違い、少し専門的な方法です。自信のない人は、業者に相談してみるのもよいかもしれませんね。

人工芝の下に防草シートを敷くのはアリ?

人工芝の下に防草シートを敷くのはアリ?

防草シートは雑草の成長を妨げるためのものです。防草シートを敷いておけば「人工芝を取り外して雑草の駆除をして……」の、一連の面倒な作業を避けることができるでしょう。人工芝を設置するのであれば、あらかじめ防草シートを敷いておくのがベストといえます。

ここではそんな防草シートのメリット・デメリット、選びかたをご紹介していきます。

防草シートのメリット

防草シートのメリットは「雑草の成長を妨げることができること」でしょう。防草シートを人工芝の下に敷くことで雑草に必要な日光を遮ることができ、成長を防ぐことができます。草刈り鎌や薬剤を使うことなく雑草対策ができるのは、大きなメリットといえます。

防草シートのデメリット

防草シートのデメリットは水はけが悪くなってしまうことです。地面の上に防草シートを置くことで水の流れが遮られ、なにもない状態よりも水はけが悪くなってしまいます。

水はけの悪い場所は虫が好む環境です。種類や敷きかたによっては防草シートが虫の温床になってしまうおそれもあるでしょう。また、防草シートにも経年劣化は起こります。安いものでは2年程度で使用不可となってしまうことも、デメリットのひとつといえます。

防草シートの選びかた

雑草の成長を妨げるのみの目的であるならば、お手ごろな織布をベースに作られた防草シートがよいかもしれません。ですがその上に人工芝を敷き、なおかつ虫のわかない人工芝を目指すのであれば、不織布をベースに作られた防草シートがオススメです。

不織布はその名前のとおり、繊維を折らない科学的な方法で作られたもの。繊維の間にスキマができてしまう織布よりも高い遮光性を持っています。水はけもよいので、人工芝の下に敷くにも最適。10年~15年と長い耐久年数も、不織布の防草シートの魅力といえます。

人工芝を長持ちさせる3つのポイント

実は、敷いたあとに適切なケアをおこなうことで人工芝の耐用年数を伸ばすことができます。今からご紹介する人工芝を長持ちさせる3つのポイントをおさえれば、耐用年数を伸ばすことができます。ムダにかかってしまうコストも、カットできるかもしれませんよ。

人工芝の耐用年数は約7~8年

平均的な人工芝の耐用年数はおよそ7年~8年といわれています。この耐用年数を伸ばすために、以下の3つのポイントを意識してみてください。

ポイント1:重いものを置かない

人工芝の上に重いものを置いていると、芝が寝てしまいます。もし、重いものがあるという方は人工芝の敷かれていない場所に移動させるか、定期的に移動させて芝を寝かせないようにしましょう。

ポイント2:定期的に掃除をする

人工芝のスキマにはゴミが入っていたりします。定期的にほうきなどで掃いてあげることでキレイにするだけでなく、寝てしまっている人工芝を起き上がらせることができます。

ポイント3:車を走らせない

車のタイヤが人工芝の上で駆動すれば、人工芝が寝てしまうだけでなくタイヤに巻き込まれて抜かれてしまう可能性もあります。タイヤにはゴミが付着している場合が多いので、人工芝を汚さないという意味でも、車を走らせることはしないようにしてください。

芝張りをするならプロに依頼をしよう!

芝張りをするならプロに依頼しよう!

人工芝や防草シートを張るためには、適切な土壌にするために土を耕したり、雑草をすべて取り除いたりする必要があります。

せっかく人工芝を敷いたのに、雑草が少し残っていたのか出っ張りがあったり、土壌を適切な状態にできなかったためにへこんでいる箇所があったりすると、素直に喜べませんよね。加えて、水はけが悪ければ虫やカビの発生源にもなってしまいます。

そんなときは無理せずプロに依頼しましょう。キレイな景観を保ちたいという方はプロに任せれば安心です。

まとめ

人工芝周辺から虫がわいてしまっては、せっかくのこだわりが台無しです。設置する場所や素材、防草シートを駆使して快適な環境を作りましょう。また、人工芝を長持ちさせるためのポイントもぜひお役立てください。耐用年数を伸ばせばコスト削減も可能です。

芝張りは実は難しい作業。もし自分での設置が不安であれば業者に相談してみるのがよいでしょう。芝張り110番は24時間のお電話対応で安心です。迅速で丁寧なサービスにご納得いただけるでしょう。無料の現地調査、無料見積りもどうぞご利用ください。

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