コラム

【芝生の植え方】簡単な作業手順と芝生を上手に育てる基礎知識を解説

【芝生の植え方】簡単な作業手順と芝生を上手に育てる基礎知識を解説

芝生を植えるときは、適した時期を見極めてるようにしましょう。芝生には根付きやすい時期があります。その時期以外に芝生を植えると、根付きにくかったり養生期間が長くなったりすることがあるのです。

芝生を植えるのに適した時期や育ちやすい環境についてご紹介しますので、芝生を植える前に知っておきましょう。

芝生の植え方についても詳しくご紹介しますので、初めて芝生を植えるという方はぜひ参考にしてみてください。

芝生を植えるのに適した時期は3月~5月!

芝生を植えるときは、根の活動が活発といわれている3月~5月がオススメです。芝生は、植えた後の水やりが大切なのです。この時期に芝生を植えると、梅雨がやってきたときに水を自然に与えることができるため、お手入れもラクになります。

芝生は、この時期以外でも植えることは可能ですただし気温が低すぎたり高すぎたりすると、根付きにくくなってしまうことがあるので注意しましょう。

芝生が育ちやすい環境

芝生が育ちやすい環境にはいくつか条件があります。せっかく最適な時期に芝生を植えても、これらの条件が揃っていないと上手に育たなくなってしまいます。あらかじめ確認しておきましょう。

1.日当たりがよい
芝生は、他の植物と同じように光合成をして成長します。芝生にとって、日当たりは成長をするのにとても重要なポイントになります。なるべく長い時間日に当たるような場所に植えるようにしましょう。

2.水はけがよい
水はけが悪い場所に植えると、根や芽が腐る原因になってしまいます。もし、お庭の表面がでこぼこしていたら、目土と呼ばれる芝生を管理するための土を埋めて水たまりができないように表面を平らにしましょう。

3.土壌の質が適している
芝生を植えるには、「砂壌土」と呼ばれる土壌が最適といわれています。砂壌土であるかどうかは、土自体に水分を与えて手でこねることで判断することができます。

もし手でこねても棒状にならず、ざらざらした砂の感覚がある場合は、砂壌土であるといえるでしょう。もし、棒状になってしまったり反対にさらさらとしていたりした場合は、土壌の改良が必要かもしれません。

また芝生は弱酸性~中性の土壌を好んで育ちます。土壌の酸度は、pH測定器を使用して簡単に調べることができますので、一度確認してみましょう。

芝生の植え方は4通り

芝生の植え方は4通り

芝生の植え方は4通りあります。芝生の植え方によって費用や全面埋まるまでの時間が異なります。自分にあった方法を選ぶようにしましょう。

【1】ベタ張り

ベタ張りとは、その名の通り隙間なく敷きつけて植える方法のことをいいます。植えるのも簡単で早く仕上げることができるのです。隙間なく植えるために芝生がたくさん必要になる分、費用は高くなる傾向があります。

【2】目地張り

目次張りとは、芝生と芝生の間を3~4cmほど開けて敷き詰める方法のことをいいます。芝生を植えてすぐの状態は、隙間の土の部分が見えていますが、時間が経てば隙間は徐々になくなります。

目次張りは、他の植え方の中でも、最も一般的な植え方といわれており、ベタ張りに比べて費用も抑えることできます。

【3】市松張り

市松張りとは、一枚おきに芝生を埋めておく方法のことをいいます。必要な芝生の量をかなり抑えることができるため、費用は安くなります。しかし、全面が埋まるまでには時間がかかります。

【4】筋張り

筋張りとは、縞模様のように敷いていく植え方のことをいいます。一般的な庭でおこなうことはなく、面積の広いグランドなどで採用されることが多いです。

市松張りと同じく費用は安く抑えることはできますが、全面が芝生になるまで時間がかかり、雑草も生えてきやすくなります。

芝生を自分で植えるときの流れ

芝生を植えるには、いくつか工程があります。芝生を管理するのは、最初が重要ですので、しっかり順番通りにおこなうようにしましょう。

【手順1】小石や雑草を取り除く

芝生を植えるところに雑草が生えている場合は、取り除きましょう。除草剤を使用する場合は、効果がなくなるまで時間を置いてから、芝生を植えるようにしましょう。除草剤の種類によっては、長期間雑草が生えなくなるものがありますので注意してください。

また、小石があると根の発達が悪くなってしまいます。土を耕して、取り除くようにしましょう。

【手順2】肥料を撒いて土をならす

雑草や小石を除去したら、芝生の肥料を撒き、土を固めて平らにします。この時点で地面が平らになっていないと、水たまりができやすくなったり芝刈りがしにくくなったりします。土をならしてしっかり固めておきましょう。

土を固めるためには、板切れの上から踏みつける、もしくは、芝生用ローラーを使用するのがオススメです。

【手順3】芝生を並べる

土の準備が完了したら、ご紹介した芝生の仕上がり方を参考に並べていきましょう。芝生のサイズを変えたい場合は、ハサミでカットして調整することも可能です。

【手順4】目土を入れる

芝生を植え終えたら、根付きをよくするために目土入れをおこないます。目土は、平米あたり5~10リットルを用意してください。芝全体に行き渡らせたら、トンボなどを使用して平らにならしましょう。

【手順5】水を撒く

土を平らにならしたら、仕上げに水をたくさん撒いてください。植えたばかりの芝生は乾燥しやすいので、根の方までしっかり水が届くように与えるのがポイントです。

ここまで、芝生の植え方についてご紹介してきました。もし自分で芝生を植えるには自信がないと感じるようでしたら、プロに依頼してみるのもよいかもしれません。

プロに依頼をすると、仕上がりがキレイなのはもちろん、手際よくおこなってくれるので、初めて芝生を植える方にはオススメです。

芝生が根付くまでの注意点

芝生が根付くまでの注意点

芝生を植え終えたからといって、安心してはいけません。植えてすぐの状態は根が非常に短い状態です。根が成長し、しっかりと根付いてくれるまでお手入れを怠らないようにしましょう。

芝生が根付くまでに注意してほしいことを2つご紹介します。

【注意1】水切れをおこさないようにする

植えてすぐの芝生は根が短い状態ですので、その分水分の吸収力が弱くなります。表面が乾いてきたら、すぐに水を与えるようにしましょう。

気温が暖かいほど水を与える頻度は高くなりますので、水切れに注意しながらおこなってください。

芝生が根付くまで、暖かい時期だと2週間ほどかかります。根付いたら、水を与える頻度は減らしましょう。

【注意2】芝生に立ち入らないにする

植えたばかりの芝生に立ち入ってしまいますと、芝生がずれてしまい、根付くまで時間がかかることがあります。芝生の上は立ち入らないか、そっと歩くように心がけましょう。

これら2つの注意点を守り、無事芝生が根付いてくれたら一安心です。芝生が無事根付いたら、栄養の吸収力が高くなりますので、どんどん成長していくでしょう。

成長した芝生のお手入れは、芝刈りやエアレーションと呼ばれる通気性をよくするなどのお手入れなどが必要になっていきます。もし自分でやるには不安な場合は、プロに依頼してみましょう。

まとめ

芝生を植えるときは、3~5月におこなうようにしましょう。この時期は、根の活動が活発な上、植えた後にやってくる梅雨の影響により自然に水を与えてくれるため、お手入れも楽になります。

芝生は、日当たりのよい場所や水はけがよい場所を好みますので、芝生を育てる環境が適しているかどうか一度確認してみましょう。

芝生の植え方は4通りあります。植え方によって全面埋まるまでに時間がかかったり費用が高くなったりしますので、予算と相談しながら決めるようにしましょう。

芝生を植えるときは、ご紹介した手順通りにおこなうようにしましょう。もし、自分でやるには自信がないとのことでしたら、プロに依頼してみるのもよいかもしれません。

芝生を無事植えることができたら、根付くまで、水切れをおこさないようにこまめに水を与え、芝生の上はなるべく通らないようにしましょう。

芝生が根付いた後は、成長が早くなるため、本格的にお手入れが必要になっていきます。芝刈りやエアレーションなどのお手入れ方法がよく分からなくて心配という方は、プロに依頼するのもオススメです。

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